基盤教育センター

よりよい学修のきっかけ作り

初年次セミナー

初年次セミナーは,1年生の前期に開講される全学共通教育科目(必修・2単位)であり,全学で共通に行われる部分と,学部ごとで独自に行われる部分とがあります。これまでの高等学校における授業はどちらかと言えば"受動的"であり,決まった時間割の科目を受講し,先生の話すことを聞いてその理解に努めることが中心であったかもしれません。しかし,大学では,講義を通してその内容を理解するだけでなく,講義の中で生じた「なぜ?」という疑問点や問題点について,さらに自ら調べ解決することにより"知"を作り上げていく"能動的"な学習態度による学びが求められます。このセミナーが,1年生の自律的な学修を促すための第一歩となることを期待しています。

学び創造分野

教員から与えられた知識を吸収して終わり。そのような学習は岐阜大学には似合いません。自分で学びの計画を立てどんどん実行していく,そんな人になって欲しいと願っています。

しかし,学び方が分からないと学ぶことは難しいですよね。そこで,学び方を学ぶ科目,学生同士で学び合う力をつける科目を用意しています。これらの科目が置かれる区分が複合系科目の中の学び創造分野です。

「ひろがる学び、つながる学び」

学生同士が互いに教え合い刺激し合うことは,大学にとって理想とする光景です。この科目は,自主的な学びを自ら展開したり,他者をサポートできる学習支援者を養成することを目的とした科目です。TAやSAとして活躍したい者はもちろん,教職を目指す者,自主ゼミを実践したい者にとっても有益となっています。授業では,他大学の先進的な学習支援の調査や,それを踏まえた「TA・SAハンドブック」の原案作成にチャレンジします。

「学びをデザインする」

「自分から学ぶ」,これが大学の基本原則です。そもそも,学ぶことは楽しく,喜びを感じるものです。この大原則を実感することで「自律的に学習できる人間」になることを目指します。自らがこの科目の企画立案・コーディネート役となり,今,もっとも関心のあることについて自主的に学ぶことを支援し,単位を認定するアクティブラーニング型科目です。

突き詰めるテーマを自由に決められることはもちろん,アドバイザー役の教員を探すことや1学期間の研究活動計画を構想することも,すべては一人ひとりの受講生が行います。履修後には,探求してまとめた成果を,学内で開催する「学生レポートコンテスト」に応募することを目指します。

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