キャリア支援部門

産業牽引型イノベーション創出若手人材養成(イノベーション創出若手人材養成センター)

「イノベーション創出若手人材養成」プログラムとは

文部科学省科学技術振興調整費「若手研究者養成システム改革」として平成20年度に新設されたプログラム(平成24年度からはポストドクター・キャリア開発事業(科学技術人材育成補助金))です。イノベーション創出の中核となる若手研究人材(博士後期課程の学生や博士号取得後5年間程度までの研究者)が狭い学問分野の専門能力だけではなく,国際的な幅広い視野や産業界などの実社会のニーズを踏まえた発想を身につけるシステムを機関として構築する取組に対して支援するものです。岐阜大学イノベーション創出若手人材養成センターは平成22年度に発足し,平成26年度までの5年間で64名の受講生を迎え,現在までに20名以上を社会に送り出しています。

イノベーション創出若手人材養成の概要

社会システムに対応する大学院教育改革

実践プログラム

A イノベーションスキル・プログラム

エンライトメント・レクチャー(2単位)
多方面にわたる企業の実績あるリーダーを講師として招き,企業の研究開発・研究マネジメントの能力を養成する。
ビジネス英語(2単位)
ネイティブによる講習・演習を通して,ビジネス英語やプレゼンテーションの能力を修得する。
アイデア・トレーニング・キャンプ(1単位)
受講生間の濃厚な議論を通して,異分野・融合領域における研究等の創造的な成果を生み出す能力を開発する。

B 学外研修プログラム(インターンシップ,3ヵ月)(2単位)

産学連携教育研究プログラム(国内派遣コース)
企業における研究開発の実践的手法を現場で体験する。具体的には企業の研究開発グループとの情報交換・連携により 実習等を行う。
国際教育研究プログラム(海外派遣コース)
海外の企業や大学に派遣し,国際企業感覚を養う。大学の場合には,企業等との協働で行う取組(インターンシップ)であることが必要。

イノベーション創出若手人材養成センター 5年間の実績

ビジネス英語 Before and After (平成26年度)

受講生数推移と研究科構成

第5期までの就職状況(H29年3月時点)

学外研修先

受講生・教員・企業アンケート(平成26年2月実施)

受講生教員企業
  • プログラムに参加して成長した:全員
  • 成長した点
    • 1. 視野が広くなった
    • 2. 研究者として成長した
    • 3. 社会で働く心構えができた
  • 向上した能力
    • 1. コミュニケーション能力
    • 2. プレゼンテーション能力
    • 3. 語学力
  • 参加してよかったこと
    • 1. 異なる分野の友人ができた
    • 2. 企業に就職できた
  • 総合評価
    • 1. よい効果をもたらした:96%
    • 2. 役に立った/ 立つだろう:92%
    • 3. 入学する価値があった:88%
  • 向上した能力
    • 1. コミュニケーション能力:92%
    • 2. グローバル対応能力:84%
    • 3. 研究能力:84%
  • 学生にプログラム参加を勧めるか
    • 1. 経験者:80%
    • 2. 未経験者:64%
  • 博士採用の実績
    • 1. あり:21 社
    • 2. なし:12 社
  • 博士採用の目的
    • 1. 専門能力の活用
    • 2. 社内にない知識の活用
    • 3. 研究開発の即戦力
  • 博士に求める能力
    • 1. 高度な専門知識
    • 2. 課題発掘& 解決能力
    • 3. 創造力

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク