キャリア支援部門

「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」
岐阜大学長期インターンシッププログラム(GULIP)

岐阜大学長期インターンシッププログラム(GULIP)について

岐阜大学長期インターンシッププログラム

「岐阜大学長期インターンシッププログラム」(Gifu University Long-term Internship Program : GULIP)とは文部科学省の産業界ニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業「中部圏の地域・産業界との連携を通じた教育改革力の強化」により,2012年度に岐阜大学が採択された教育プログラムです。

2013年度は約半年間,パイロットスタディとしてPBL型(Project-Based Learning,チームで問題を発見し,課題を解決する)の教育プログラムを実施し,2014年度からは全学共通教育でのキャリア形成科目として単位認定され,2016年度には地(知)の拠点整備事業(COC)に関連した地域活動科目と地域実践科目に位置付けられました 。

GULIPコンソーシアム

岐阜大学における産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業の取組について

「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」は,産業界のニーズに対応した人材育成の取組を行う大学・短期大学が地域ごとにグループを形成し,地元の企業,経済団体,地域の団体や自治体等と産学協働のための連携会議を設置して取組を実施することにより,社会的・職業的に自立し,産業界のニーズに対応した人材の育成に向けた取組の充実を図る優れた大学グループの取組を国として支援するものです。

岐阜大学は,中部地域大学グループに所属し,「インターンシップの高度化を通した地域・産業界との連携力の強化」をテーマに,長期インターンシップが学生の基盤的能力育成に及ぼす効果を測定し,教育方法の改善に資することを目標に取組を実施しました。

2年間の取組の概要

参加学生

学部生87名(教育学部・地域科学部・工学部・応用生物科学部)および博士前期課程学生8名(地域科学研究科・工学研究科・応用生物科学研究科)の合計95名

チーム構成

原則として博士前期課程学生を学生リーダーとし,学部3年生の学生を組み合わせて,1チーム約6名から7名の文理融合型の混成チームを形成しました。

流れ

インターンシップ先への継続的な通いを原則とせず,夏休み中に5~10日間,企業での研修をし,その後,後期の授業として週1回チームが集まり,与えられた課題の解決に向けたグループワーク,11月中旬に中間発表,12月中旬に最終発表を実施,企業への具体的提案を行いました。

PBL型長期インターンシップの全行程/2013年度

インターンシップ先(五十音順)

  • 株式会社アイガ
  • 株式会社イエス
  • 株式会社大垣共立銀行
  • 各務原プロジェクト
    • 各務原市
    • 各務原商工会議所
    • 金属団地組合内に拠点を構える有志五社
      (株式会社鵜飼,株式会社亀山鉄工所,株式会社テクノ共栄,東海ダイカスト工業株式会社,
        株式会社日伸歯車工業)
  • 岐阜県商工労働部
  • 太平洋工業株式会社
  • 中日新聞岐阜支社
  • 株式会社電算システム
  • 鍋屋バイテック会社
  • 国立大学法人岐阜大学

評価

プログラムの事前と事後に教育効果等のアセスメントを実施し,基盤的能力に対する全体比較,各チームに対する基盤的能力の比較,男女間での比較,それぞれの基盤的能力間での相関関係や傾向分析等について検証をしました。

岐阜大学が目指す基盤的能力

基盤的能力

プログラム前後の評価値の変化(2014年度)

基盤的能力(大分類・中分類)における評価値の変化(2014年度)
基盤的能力(大分類・中分類)における評価値の変化(2014年度)
基盤的能力(大分類・中分類)における評価値の男女間の比較(2014年度)
基盤的能力(大分類・中分類)における評価値の男女間の比較(2014年度)

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